大変な時こそ、遊びや楽しさを意識する

人は何か大変なことがあると、どうしても無理をしてしまいがちになってしまいます。
家族など身近な人が大変な時は、自分だけが遊んでいてはいけない、楽しいことをやってはいけないと思ってしまいがちです。

しかし、他の人が無理をすることがかえって、事を悪くしているような気がします。
そのような時だからこそ、大変なことを一時でも忘れることができる遊びや楽しいことをやるべきだと思います。

もし、自分が大変な状態の当事者だったとしたら、自分のために周りの人が何かに我慢しているようでは、かえって気が重くなってしまいます。
さらに、それがさらに良くない状態を引き起こしてしまうかもしれません。

誰かのために自分を犠牲にすることは、ある意味それは偽善者になってしまっている可能性があります。
偽善者では誰かを助けるどころか、かえって、事態を悪化させてしまうような気がします。

まずは自分自身が良い心身状態でいることが、誰かを助けるためには必要で、それは最低条件です。
単に誰かのためにと思ってやったことが、かえって相手の重荷になってしまうこともあります。

どんな状態でも、自分の心身のバランスが崩れてしまうと、それが体調不良や病気に繋がってしまいます。
大変な状態の時こそ、その真逆である遊びや楽しいことを意識的にやっていくことが必要だと思います。

私も今まで、自己犠牲で誰かのために何かをやったこともありました。
しかし、それは単なる偽善者で、結果的には上手くいくことはありませんでした。

仕事や家事に頑張ったら、休養や息抜きが必要です。
それは睡眠だけでは解消できないものもあります。

意識的に息抜きをして、大変な状態から自分を解放させてあげることも必要です。
不思議なことにそれを強制的に行うと、心の元気が復活してきて、また大変なことに立ち向かえるようになります。

私は心身のバランスが崩れないように、日頃から気をつけていくようにしたいと思っています。
そのためにも、バランスのとれたスケジュールを組み、それを実行するようにしています。