入れ歯で思い出す祖母のこと

入れ歯で思い出すのは亡くなった祖母のことです。
祖母とは産まれた時からずっと一緒に住んでいて、小さい頃から色々とお世話になりました。
そんな祖母がいつから入れ歯をしていたのかはっきりとは覚えていませんが、
物心ついた時にはすでに一部が入れ歯だったような気がします。

祖母が入れ歯を外すと少し話し方が変わってきます
何となく聞き取りづらくなるので、ああ入れ歯を外しているんだなとすぐにわかりました。
そんな祖母の話し方もかわいらしくて好きでした。
夜になると入れ歯を液体につけておきます。
あの液体は何だろうと不思議だったのと、外した入れ歯は少し奇妙で
怖かったような記憶もあります。

祖母は89歳の時に脳梗塞で突然倒れてそれから一命は取り留めたものの、
左半身の麻痺と言語の麻痺が残りました。
89歳でだいぶ弱ってしまってはいたものの、掃除をしたり庭の植木の手入れをしたり
食事を作ったりと元気だったので、ショックでしばらくは現実が信じられないほどでした。

最初は歩くこともできずにハイハイしていた祖母が気力でか、
杖をついて歩けるようになったのにはびっくりしました。
とても気丈な祖母だったので、やはり精神力もあるんだなと実感しました。
祖母は毎日デイサービスに通っていました。
私は妊娠中実家にいたので、よく行く時に見送ると祖母が笑顔で
手を振ってくれたのをよく覚えています。
そんな祖母は一昨年亡くなってしまいましたが、しばしば祖母を思い出して
懐かしい気持ちになります。
そんな祖母は下記の入歯センターで特注?
に、近いような入れ歯を作ってもらって大変満足していました。
入れ歯にもいろいろあるのですね。

大阪府大阪市平野区の株式会社 大阪歯科センター