カルトナージュはフランスが発祥の伝統的な手芸です。
なんと、認定試験があるほど技術が求められるものなのです。
でも、作り方は簡単で材料や道具も特別な物や高価な物を揃える必要はありません。
カルトナージュ教室が開かれるぐらい手軽でポピュラーな手芸なのです。
【カルトナージュの材料と道具】
厚紙(0.6mmぐらいの厚さ)、ケント紙(インクジェット用厚紙でも可)、水貼りテープ、パッチワークキルト(素材は綿が理想)、木工用接着剤(速乾性のあるもの)、平筆、刷毛、30cm定規(カッターで定規に沿って切るのでステンレス製が理想)鉛筆、ハサミ(紙用と布用の2種類があると使いやすいです)、カッター(普通の物とロータリーカッターの2種類あると便利です)、クリップ(洗濯バサミでも可)、カッティングマット

【カルトナージュの作り方】
1 厚紙を部品ごとに切ります。
2 カットした厚紙を貼り合わせます。
木工用接着剤が乾いたのを確認しながら慎重に貼り合わせることがポイントです。
3 平筆を使い角ごとに水を塗って、水貼りテープを箱の角全部(8箇所)に貼り付けます。
4 パッチワークキルトを箱の大きさに合わせて切ります。
水で薄めた木工用接着剤を刷毛で箱の外側に塗り、切ったパッチワークキルトを貼り付けます。
重しを乗せて、しっかりと引っ付けることが綺麗に仕上げるポイントです。
5 4と同じ方法で箱の内側にもしっかりとパッチワークキルトを引っ付けて、完成です。
箱の外側と内側で違う色や模様の布にすると、カルトナージュが一層華やかで可愛くなります。
同じ模様の色違いの布を使ったり、テーマを決めて作っても楽しいです。
例えば、花柄をテーマにして外側にはちょっと派手な色の大きな花柄の布、内側は大人しい感じの小さな花柄を使っても綺麗です。
慣れてきたら、蓋付きの箱や引き出し付きの小物入れを作るのも楽しいですよ。